田ノ岡三郎NIght&Day(2006.4.29)

 4月29日、東京のヤマハ銀座店で、ギタリスト小沢あきさんのインストアライブがあり、ゲストに田ノ岡三郎氏(サブちゃん)が出演するとのことで、上京ついでに立ち寄ってみました。

サブちゃんの登場はラストの曲「Pray for Roses」(アルバム「La Puerta」内に収録)の時でした。この1曲のみ、というのは結構やりにくいそうですが、聴いた限りではごくスムーズに演奏が進んでいたようです。











 新しいアコーディオンを買った、というのは聞いていましたが、今までのエキセルシャー・コンチネンタルからヴィクトリアのグランド・ポエタ」になっていたとは。誰もが憧れる一台。木肌のボディが美しい。それだけでなく音色も素晴らしい。音が繊細ながらも弱くなく、ちゃんと前に出てくる。サブちゃんの演奏はほわんとした音色を出すことが多いのですが、ソフトに入ってもちゃんと音が聞こえ、かつ邪魔にならないという絶妙のレベルに収まっているわけです。グランド・ポエタは小さな音でもちゃんとマイクが拾えるぐらいで、弾き手の意思に充分応えてくれているなあと感じました。






 終演後にサブちゃんと少し話をしましたが、「(新しいアコが)ようやくなじんできましたよ」とのこと。見た目も音色も弾き手にマッチしているなあ。






 その日の夜、恵比寿のガーデンプレイス近くにあるライブハウス「スイッチ」で、「絶対音会」というライブがあり、そこにサブちゃんも出演するとのことだったので、出向くことにしました。サブちゃんがゲスト料金にしてくれたのには大感謝。
このライブを主催したとちもとくみこさんのお名前は、サブちゃんのサイトの掲示板でたびたび拝見していましたが、実際に歌を聞いたのは初めて。いいんですよー、歌詞の引き算がちゃんと出来ていて、上手に言葉を選んでいて。ちょっとした表現もメロディーに乗せてぐっと意味を増してくるようなものが多くて。









とちくみさんの実家がある奈良で一緒に買い物へ行った時に買ったシャツを着ていたサブちゃんについて「ちょくちょく一緒に行動している時あるよね。付き合っているわけでもないのにね。そういえば誰も<サブちゃんと付き合ってるの?>とか聞いてこないよね」と、とちくみさんが笑いながら語っていました。サバサバした感じながらも男っぽい感じではなく、MCの途中でちょこっと可愛らしさを見せたりしていました。いいっすね。

最後にこの日の出演者全4組でカーペンターズの「Sing」を歌いました。この時サブちゃんのアコでイントロ部分が流れたのですが、軽やかさがアコの音色にぴったり。ご覧の通りギターがほとんどのステージですが、その中にアコが入っているとやはりぐっと引き立ちます。「弾き語り」となるとギターが圧倒的に多いのですが、いつか若い世代からアコの弾き語りが当たり前のように出てきてくれるといいなあ、と期待しています。
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